トップページ > §5 豆知識 〔1.気仙沼のうんちく(1)〕
■オー、ケセンヌマ!
 「金銀島」が日本近海にあると伝え聞いて、はるばる遠いイスパニア国(スペイン)からやってきたのが、大使で探検司令官のセバスチャン・ビスカイノ。1611年(慶長16年)11月27日、奥州から長崎までの沿岸各地を測量しながら、三陸のある湾を見て「われ、最良の港を発見せり」と歓声をあげたんだって。その港こそ「QUEXONOMA」、つまり気仙沼のことだったんだよ。
■一日で小錦関2,400人分のお魚!
 国内でも指折りの規模を誇る気仙沼港。昭和10年に開業してから半世紀以上たった現在の水揚げ量は、年間約13〜16万トン。2トントラックで運んだらおよそ6〜8万台分だ。じゃあ一日あたりの水揚げ量はどうかというと、約430〜550トン。大相撲の大関小錦関なら、なんと1,870〜2,400人分もの重さになってしまうんだ。ちなみに、現在の水揚げ額は300〜365億円。開業時に比べて約1万倍にもなっているんだよ。
■魚のスピード記録保持者は?
 魚の中で、一番速く泳げるのは何だかわかるかな。水泳大会をするわけにもいかないから、ハッキリしたことはいえないけど、「アイツが一番だ」と言われるのが、バショウカジキなんだ。そのスピードは、最高時速120キロを超えるんだよ。他の魚では、ヨシキリザメが最高時速70キロ、イルカが約30キロ、マダラとサケが約13キロなんだって。
■魚の目玉はとっても栄養豊富
 食通の人が「最高に美味」というくらい、魚の目玉はおいしくて栄養も豊富なんだ。魚の目玉にはビタミンAやB1、B2がたくさん含まれているほか、脳の記憶中枢の構成物質であるといわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)もすごく多い。だから血栓予防や頭の働きを良くする効果があるといわれているんだって。チャンスがあったら、魚の目玉も入っているアラ汁をぜひ食べてみてね。
■船体の横のアルファベットは?
 例えば「JKLM」とあるのはコールサイン(無線呼出符号)で、最初の「J」は日本(JAPAN)の船籍を表す共通記号。一方、例えば「MG1-2345」や「HK2-3456」となっているのは、アルファベットが宮城県や北海道など都道府県名の記号で、その次の一桁の数字は等級(1は100t以上、2は5〜100t、3は5t未満)を表している登録番号なんだ。自動車のナンバープレートみたいなものなんだよ。
■マグロ漁船はハイテクマシン!
 マグロ船の中をのぞいたら、ハイテクの機械だらけできっとびっくりするよ。人工衛星を利用して天気を調べる装置や、魚を探すためのデジタル情報機器がいっぱいだからなんだ。これで、安心して船を操縦できたり、いっぱい魚がいるところを見つけたりできるんだって。それに、今は船が地球のどこにいたって、自分の家から船に電話することもできるし、ファックスも送れるんだ。すごいね。